2020-01-01から1年間の記事一覧
全編45分のうち、主人公足利高氏の登場シーンはわずかラスト3分間のみ。巻頭から全て鎌倉攻防戦と北条氏の滅亡が描かれるという異色の回です。
丹波篠村で決起した足利軍は踵を返し京都の六波羅を攻める。六波羅は足利軍の裏切りに大騒ぎとなり、2日後には北条方は持明院統の天皇・上皇を担いで落ち延びていった。 同じ頃、上野国の新田義貞は高氏との盟約に沿い兵をあげようとするが思うように集まら…
楠木正成ら叛乱武将に対する鎮圧軍の大将のひとりとして足利高氏は、北条家得宗北条高時らの見送りを受けながら京に向け出陣する。途中、足利一族の領地である三河にて一族・分家集まった中、高氏は北条へ戦を仕掛ける旨を宣言した。だが京の手前、不破の関…
コマンドマガジン(国際通信社)153号付録ゲーム「耳川の戦い」をプレイしました。 今回はAARです。最終盤、両軍へとへとになりながらの壮絶な殴り合いになります。
コマンドマガジン(国際通信社)153号付録ゲーム「耳川の戦い」をプレイしました。 1578年、隆盛を誇った大友氏は日向の完全制覇を狙って南進を開始します。対するは南九州の雄島津氏。同年11月12日、両軍が激突したのが本戦となります。史実では島津氏の大…
後醍醐先帝が隠岐島を脱出した事は各所に伝わり動揺を与える。幕府はクスのみ正成ら宮方豪族の鎮圧のための出兵第二陣を送り出そうする中、幕府首脳の一人金沢貞顕は足利高氏の参加に強力に反対する。が、幕府を牛耳る長崎円喜・高資父子には別の思惑があっ…
先ごろ発売されたアドバンスドスコードリーダー スターターキット(Advanced Squad Leader Starter Kit)シリーズの拡張キット#2より、シナリオS76です。 いよいよ太平洋戦争に突入します。本シナリオは緒戦のフィリピン戦です。 第48師団は日本陸軍の中では…
先ごろ発売されたアドバンスドスコードリーダー スターターキット(Advanced Squad Leader Starter Kit)シリーズの拡張キット#2より、シナリオS75です。 シナリオS74に続き、本シナリオも第二次上海事変を題材にしています。 ASLが扱ってきた各種戦役の中で…
NHK大河ドラマ「太平記」第18話「帝の脱出」:後醍醐先帝が配流先の隠岐島より脱出する。蠢動する反幕府勢力を鎮圧するため幕府は西国への派兵第二陣の検討にはいる。が、第二陣に足利高氏を含めるのかどうかで幕府内の意見が分かれていた。 高氏は義兄にし…
手元のバックナンバーを確認すると、第1集の発行が2011年、第2集は2012年となっているので実に8年ぶりの続刊、モリナガ・ヨウが模型雑誌「アーマーモデリング」に連載していた記事の単行本化第3集になります。 毎回、プラモデル(それも主にAFV関係)を題材…
先ごろ発売されたアドバンスドスコードリーダー スターターキット(Advanced Squad Leader Starter Kit)シリーズの拡張キット#2より、シナリオS74になります。 「隠蔽」配置が適用されるシナリオですので本来はソロプレイに適当ではないのですが、シナリオ…
足利高氏は招かれ佐々木道誉を訪ね、道誉が長崎円喜・高資父子から隠岐の後醍醐帝を弑逆するように言われ、それを引き受けたことを知る。 高氏は長崎父子は足利が討つので道誉にはそれまでの間、後醍醐帝を護って欲しいと伝える。同席していた花夜叉には、楠…
MMP社の戦術級ゲーム「アドバンスドスコードリーダー」のスターターキットシリーズで追加シナリオ集が発売されたので早速入手しました。上海事変から太平洋戦争の前半までの戦いがメインで、中国軍、フィリピン軍、オランダ軍、おオーストラリア軍などが登場…
隠岐に配流となった後醍醐先帝の護送を担った佐々木道誉は数々の便宜を取り計らい先帝より感謝されるが、一方で鎌倉の長崎円喜・高資の聞こえるところともなった。 足利高氏は、幕府より禁じられた亡父貞氏の弔い法要を足利庄で行うが、出席した新田義貞らは…
千葉会にてツクダ/ゲームジャーナルの「幸村外伝~真田幸村・大阪夏の陣~」を対戦にて初プレイしました。戦闘正面も限られ、取り得る作戦も限定された中での、大部隊同士の戦いなので、考えることも少ない、一種のパーティゲームなのではないかと想像してい…
7月の千葉会にて中国2000数百年の歴史を舞台にしたマルチゲーム「China - The Middle Kingdom Board Games」をプレイしました。 戦国時代から国共内戦までの2千数百年の中国の歴史をおおよそ1日のプレイで駆け抜けるというある意味凄まじいゲームです。
季刊のミリタリー雑誌「ミリタリークラシックス70号」です。 yuishika.hatenablog.com 第1特集は「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」 軍縮条約の関係でいったん潜水母艦として建造されその後、航空母艦に改造された艦艇。過去号で「隼鷹」「飛鷹」、「千歳」「千代田」…
後醍醐帝は囚われ、楠木正成が籠もった赤坂城も落城する。 楠木正成の逃亡を助けようとした花夜叉一座は関で捕らわれ、足利高氏の前に引き据えられる。高氏は正成を指名して舞の披露を命ずる。
歴史群像162号。このところ夏の号ではボードゲームが付録として付けられる事が恒例化している。付録ゲームのほうはプレイ後に別途書くとして、今回は雑誌本体を見ていく。 カラーページが面白い。 カラーページ冒頭は「志布志湾本土決戦準備」。1945年秋に予…
楠木正成率いる楠木一党が籠城を続けていた河内赤坂城が落ち、楠木正成は伊賀に落ちていく。 落人狩りに従事する足利軍は伊賀に進軍するが、伊賀にはかつて高氏の前から姿を消した元想い人の白拍子藤夜叉が高氏の落し子不知哉丸とともに暮らしていた。
NHK大河ドラマ「太平記」13話。 後醍醐帝が籠もった笠置山の山城は幕府軍の剽悍な御家人陶山某の奇襲によりあっけなく落城し、後醍醐帝は囚われる。 京に戻った足利高氏の元に若い公卿北畠顕家が現れ、実父北畠親房に会って欲しいと言ってきた。 一方、河内…
後醍醐帝が籠もる笠置山攻略のために集められた幕府の派遣軍の一翼を足利党が担っていた。 ただ高氏は弟直義に対して朝廷軍に対して弓の1本も射つつもりはないと告げる。 笠置山に入山した楠木正成は勝つ方法を問われ、一箇所に集まるのではなく、複数で火の…
「第三次ソロモン海戦」を扱うソリティアゲームが付録についているというので、去年に引き続き「MCあくしず」を買ってみた。まぁなんというか本屋で買うには気が引けてしまう表紙なのであまり見ることもないのだが(「ミリタリー・クラシックス」はずっと買…
京都を脱出した後醍醐帝は笠置山に籠もり寡兵ながらいったんは六波羅軍を退ける。驚いた幕府は鎌倉より大軍を差し向けようとするがその中には父貞氏を亡くしたばかりで喪中にあった足利家も含まれていた。 朝廷側も期待したようには味方にたつ武士がなかなか…
時は1331年。鎌倉幕府の滅亡は1333年ですので大詰めです。今回、初期からドラマをひっぱってきたキャラが退場します。一人は高氏の父貞氏、もうひとりは朝廷方で高氏に大きな影響を与えた日野俊基です。ストーリー的にもまた演技としても見応えのある二人で…
コロナ明けの久々の対戦はASLSK#1からシナリオ2「WAR OF THE RATS」です。 スターリングラードを舞台にした絶妙なバランスの好シナリオでした。
大河ドラマ「太平記」第4話「帝ご謀叛」です。 前回までのあらすじ 窮屈な鎌倉を脱し京にきた足利尊氏と腹心の一色右馬介。お上りさん状態の高氏は、さっそく朝廷方の日野俊基の勧誘に会い、連れて行かれたのが近江国の守護で後に婆娑羅大名と呼ばれる佐々木…
HJ社往年の戦術級入門ゲーム「戦車戦」で両軍あわせて80余両の戦車自走砲が登場するシナリオ4「デブレツェン」のソロプレイです。 両軍とも彼我の車輌の性能の理解不足から戦術のミスが重なっていたのですが、ダイスの目に味方されていたドイツ軍が若干有利…
週刊「太平記」です。 前回までのあらすじ 結婚のお祝いをしてやるよ、というので新婚夫婦で宴会に行ってみたら、社長の前で、おべっか遣いの同僚に絡まれて昔の女の話を持ち出された。空気を読んだ賢婦が助け舟を出すが、悪ノリした社長に絡まれ、誰も止め…
手軽にできる戦術級ゲームということなので派手にたくさんユニットが登場するシナリオを選んでみました。シナリオ4「デブレツェン」、両軍であわせて83両(ソ連軍55両、ドイツ軍28両)の戦車・自走砲が登場するというシナリオです。他にも防御側のドイツ軍に…