先頃発売され、その筋では話題の、ASL SK #4 PTOです。
略してしまうと(その筋以外の人には)何が何だかわかりませんね。
アドバンスド スコードリーダー スターターキット シリーズ4作、PTOは、Pacific Theater of Operationで、太平洋戦線の意です。
まずボックスアートがめちゃめちゃカッコいい。
黄色地のボックスに”吶喊”する日本軍将校らしき大写しのシルエット。
右手に日本刀を仕立て直した長めの軍刀を抜き身で片手持ちし、左手は拳銃を持った南方装備。足元もゲートルでしっかり締め上げています。
帽子は鉄兜ではなくうなじに帽垂布をつけた戦闘帽です。帽垂布はいまでは、幼稚園児の帽子なんかにその名残がありますね。
そうそう、”吶喊”といえば、現在上映中のガルパン最終章第2話のTV CMで、西隊長が下命しているシーンがよく流されています。これまた一般人には”吶喊”とはなにぞ?と思われているのではないか・・・と。
話を戻して、このボックスアート、いままで東西のウォーゲーム界のボックスアートで描かれた日本兵の中でも一番かっこよいのではない、少なくとも五指にははいるだろうとおもうほどのできです。同じ戦術級だとアバロンヒルの「Banzai」の日本兵など国辱ものレベルでしたからねぇ・・。
(それからするとASLのボックスアートの日本兵は、「Code of Bushido」も「Rising Sun」もそれほど悪くはなかったなぁ・・