Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -

歴史、ミリタリー、ウォーゲーム/歴史ゲーム/ボードゲーム

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大河ドラマ「太平記」17話「決断の時」:”決断の時”と言いつつ決断のその時は描かれていない?

足利高氏は招かれ佐々木道誉を訪ね、道誉が長崎円喜・高資父子から隠岐の後醍醐帝を弑逆するように言われ、それを引き受けたことを知る。 高氏は長崎父子は足利が討つので道誉にはそれまでの間、後醍醐帝を護って欲しいと伝える。同席していた花夜叉には、楠…

ASL Starter Kit Expansion Pack #2 (MMP)入手する

MMP社の戦術級ゲーム「アドバンスドスコードリーダー」のスターターキットシリーズで追加シナリオ集が発売されたので早速入手しました。上海事変から太平洋戦争の前半までの戦いがメインで、中国軍、フィリピン軍、オランダ軍、おオーストラリア軍などが登場…

大河ドラマ「太平記」16話「隠岐配流」:世情は乱れ、各人物の思惑が錯綜する

隠岐に配流となった後醍醐先帝の護送を担った佐々木道誉は数々の便宜を取り計らい先帝より感謝されるが、一方で鎌倉の長崎円喜・高資の聞こえるところともなった。 足利高氏は、幕府より禁じられた亡父貞氏の弔い法要を足利庄で行うが、出席した新田義貞らは…

「幸村外伝」(ツクダ/GJ)を対戦する

千葉会にてツクダ/ゲームジャーナルの「幸村外伝~真田幸村・大阪夏の陣~」を対戦にて初プレイしました。戦闘正面も限られ、取り得る作戦も限定された中での、大部隊同士の戦いなので、考えることも少ない、一種のパーティゲームなのではないかと想像してい…

China The Middle Kingdom(Decision Games)を対戦する

7月の千葉会にて中国2000数百年の歴史を舞台にしたマルチゲーム「China - The Middle Kingdom Board Games」をプレイしました。 戦国時代から国共内戦までの2千数百年の中国の歴史をおおよそ1日のプレイで駆け抜けるというある意味凄まじいゲームです。

「ミリタリークラシックス 70号」(イカロス出版)を読む

季刊のミリタリー雑誌「ミリタリークラシックス70号」です。 yuishika.hatenablog.com 第1特集は「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」 軍縮条約の関係でいったん潜水母艦として建造されその後、航空母艦に改造された艦艇。過去号で「隼鷹」「飛鷹」、「千歳」「千代田」…

大河ドラマ「太平記」15話「高氏と正成」:戦場から戻った彼らを待ち受けていたのは、かくも息苦しい世界であった・・

後醍醐帝は囚われ、楠木正成が籠もった赤坂城も落城する。 楠木正成の逃亡を助けようとした花夜叉一座は関で捕らわれ、足利高氏の前に引き据えられる。高氏は正成を指名して舞の披露を命ずる。

「歴史群像 162号(2020/8)」を読む(本誌分)

歴史群像162号。このところ夏の号ではボードゲームが付録として付けられる事が恒例化している。付録ゲームのほうはプレイ後に別途書くとして、今回は雑誌本体を見ていく。 カラーページが面白い。 カラーページ冒頭は「志布志湾本土決戦準備」。1945年秋に予…

大河ドラマ「太平記」14話「秋霧」:かつての想い人との7年ぶりの再会に何を思うか?

楠木正成率いる楠木一党が籠城を続けていた河内赤坂城が落ち、楠木正成は伊賀に落ちていく。 落人狩りに従事する足利軍は伊賀に進軍するが、伊賀にはかつて高氏の前から姿を消した元想い人の白拍子藤夜叉が高氏の落し子不知哉丸とともに暮らしていた。

大河ドラマ「太平記」13話「攻防赤坂城」

NHK大河ドラマ「太平記」13話。 後醍醐帝が籠もった笠置山の山城は幕府軍の剽悍な御家人陶山某の奇襲によりあっけなく落城し、後醍醐帝は囚われる。 京に戻った足利高氏の元に若い公卿北畠顕家が現れ、実父北畠親房に会って欲しいと言ってきた。 一方、河内…