Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -

歴史、ミリタリー、ウォーゲーム/歴史ゲーム/ボードゲーム

現代戦

2023年はこんなゲームをした(ボードゲーム/ウォーゲーム)

2023年にプレイしたゲームの中から、印象に残った作品を挙げていく年末恒例の記事です。

「We Are Coming, Nineveh」(Nuts! Publishing)を対戦する

2016年から17年にかけてイラク北部の都市モスルについて、過激派組織ISILから奪還するべくイラク治安部隊は攻撃を開始します。戦闘は半年に及び、兵士だけではなく市民も含め多大な損失を生みました。本作はこのモスル奪還作戦を扱った作品です。

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する【2回戦】

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った今年指折りの印象的なゲームになっています。現代戦の複雑な要素はカードプレイに寄せることでゲームシステムそのものの難易度は低く抑えることに成功している一方で、カードのバリエーショ…

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する(2/2)

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った今年指折りの印象的なゲームになっています。現代戦の複雑な要素はカードプレイに寄せることでゲームシステムそのものの難易度は低く抑えることに成功している一方で、カードのバリエーショ…

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する(1/2)

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った作品です。紛争最初期での戦闘を扱っているため、登場する兵力は小規模ですが、最新軍事技術・兵器・戦術などを駆使する、まさに最新の戦闘を体感できる作品となっています。

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(3/3)下馬評を覆す快作(怪作!?)

プレイ前の懸念や下馬評を覆す快作(怪作!?) 地は燃え、河や海は干上がり、空はイナゴの大群が飛び交い、水が汚染される世界。次々と発生する災厄に人は対抗するすべもないのだが、それでも愚かしいまでに戦闘は続き、核兵器は互いの国土を焼き、都市を破…

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(2/3)

世界線が異なる中東で現用兵器を擁した国々が争う(6人)。核兵器が飛び交う中、黙示録のイベントが次々と発生する壮絶な戦闘が続きました。

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(1/3)

世界線が異なる中東で現用兵器を擁した国々が争う(6人)。核兵器が飛び交う中、黙示録のイベントが次々と発生する壮絶!な作品。 プレイ前の危惧とは裏腹に、キワモノ路線を突き進みつつも見事にバトルロイヤル、先が読めない展開を見せ、大いに盛り上がりま…

「1989 Dawn of Freedom」(GMT)を対戦する(2/2)

「トワイライトストラグル」のシステムを用い、1980年代後半の東欧に舞台を限定した作品。カードによって発生させるイベントやポイントによってマップ内に配置されたエリアを支配していく、エリアマジョリティシステム。プレイヤーは民主化をめざす改革派か…

「1989 Dawn of Freedom」(GMT)を対戦する(1/2)

「トワイライトストラグル」のシステムを用い、1980年代後半の東欧に舞台を限定した作品。カードによって発生させるイベントやポイントによってマップ内に配置されたエリアを支配していく、エリアマジョリティシステム。プレイヤーは民主化をめざす改革派か…

2022年下半期(8月~12月)はこんなゲームをした + 2022年個人的ベストゲーム

年末を締めくくる恒例記事、「こんなゲームをした」の2022年下半期版です。

「FLASHPOINT SOUTH CHINA SEA」(GMT)を対戦する

中国によって現在進行中の南シナ海への海洋進出、その周辺諸国への影響力を巡る米中の確執を扱った「FLASHPOINT SOUTH CHINA SEA」(GMT)を対戦しました。カードドリブンのわかりやすい構成で1時間程度と手軽にプレイでき、ユーロゲーム系プレイヤーにも受…

2022年上半期(1月~7月)はこんなゲームをした(3/4)戦略級・その他ボードゲーム

2022年前半にこういうゲームをした。第三弾、戦略級ゲームとボードゲームの前半を扱っています。

2022年上半期(1月~7月)はこんなゲームをした(2/4)戦術級

2022年前半にプレイしたゲームのまとめです。戦術級は好きなのですがゲーム毎でルールが特異なのと、ゲーム毎に相手を探さなければならないのであまりプレイできていないです。

2022年上半期(1月~7月)はこんなゲームをした(1/4)作戦級

2022年は前年に続きコロナの年となりました。半年間何のゲームをやってきたかという恒例記事です。まとめようとしたところで多忙になってしまい、いつの間にか8月に突入してしまいました。

「ギリシャ内戦 THE GREEK CIVIL WAR 1947-49」(国際通信社/Decision Games)を対戦する(2/2)

コマンドマガジン165号に収録の「ギリシャ内戦」を対戦プレイしました。ルールブックはページ数も多くはなく一見平易なのですが、実際にプレイしてみるとルールの適用にあたってはデザイン意図を汲み取る必要があり、一筋縄ではいかないタイプの作品でした。

「ギリシャ内戦 THE GREEK CIVIL WAR 1947-49」(国際通信社/Decision Games)を対戦する(1/2)

コマンドマガジン165号に収録の「ギリシャ内戦」を対戦プレイしました。ルールブックはページ数も多くはなく一見平易なのですが、実際にプレイしてみるとルールの適用にあたってはデザイン意図を汲み取る必要があり、一筋縄ではいかないタイプの作品でした。

「BOOTS&SADDLES」(GDW)を対戦する(2/2)-シナリオ1「威力偵察」-

第三次世界大戦における地上戦を戦術級クラスで扱った「ASSAULT」シリーズ。シナリオ1「威力偵察」をプレイ。突出してきたソ連軍の部隊とアメリカ軍の前線部隊が接触したというところからはじまる。本シリーズの常として、相手戦力が不明というところから始…

「BOOTS&SADDLES」(GDW)を対戦する(1/2)ー まずは練習シナリオをやってみたー

第三次世界大戦におけるアメリカ軍ソ連軍の陸上戦闘を扱った戦術級ゲームの「ASSAULT」シリーズの第2作をプレイした。シリーズを重ねる毎に収録兵器を増やしていく本シリーズでは、第2作で攻撃ヘリコプターをはじめとするヘリコプターが追加される。かつては…

「BOOTS & SADDLES」(GDW/Hobby Japan)を試す

1980年代に想定された第三次世界大戦において欧州で興り得たかもしれないアメリカ軍・ソ連軍の戦闘を描いた戦術級ゲームシリーズ「ASSAULT」の第2作「BOOTS & SADDLES」(GDW/Hobby Japan)を対戦することになった。前作のおさらい含め今回作を見てみたい。

「ASSAULT」(GDW/Hobby Japan)を対戦する(1/2)

1980年代、現実に発生するかもしれないと恐れられていた第三次世界大戦において欧州での米ソの激突を描いた戦術級ゲーム「ASSAULT」(GDW)を大戦しました。司令部ルール、視認ルール、また相手の編成がわからないゲーム展開など十二分に楽しめました。