Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -

歴史、ミリタリー、ウォーゲーム/歴史ゲーム/ボードゲーム

EVENT:千葉会

「PATREA LIBRE」(Malinca Games)を対戦する

19世紀はじめスペイン配下にあったメキシコで起こった独立戦争を扱ったユーロゲーム仕様のマルチプレイヤーゲームです。プレイ自体はスムーズでゲームとしては面白いのですが、ウォーゲーム畑のゲーマー視点で見ると、メキシコ独立戦争のシミュレーションで…

「Sleepwalkers: Imperial Rivalries and the Great War」を対戦する

20世紀初頭の欧州を舞台に世界大戦に至る大国間の確執と瀬戸際外交をテーマにした表題作品を対戦しました。登場するのは、イギリス・フランス・ドイツ・ハンガリー=オーストリア・ロシアの5大国。ミニゲームなのですが世界大戦が起こったメカニズムが垣間見…

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する【2回戦】

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った今年指折りの印象的なゲームになっています。現代戦の複雑な要素はカードプレイに寄せることでゲームシステムそのものの難易度は低く抑えることに成功している一方で、カードのバリエーショ…

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する(2/2)

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った今年指折りの印象的なゲームになっています。現代戦の複雑な要素はカードプレイに寄せることでゲームシステムそのものの難易度は低く抑えることに成功している一方で、カードのバリエーショ…

「Littoral Commander」(The Dietz Fundation)を対戦する(1/2)

近い将来インド太平洋地域で発生するかもしれない軍事紛争を扱った作品です。紛争最初期での戦闘を扱っているため、登場する兵力は小規模ですが、最新軍事技術・兵器・戦術などを駆使する、まさに最新の戦闘を体感できる作品となっています。

「SEAS OF THUNDER」(GMT Games)を対戦する(3/完) 対戦記録

第二次世界大戦における海軍作戦をグローバル規模で扱った「SEAS OF THUDER」を対戦した。マップは全世界の海洋を扱い、巡洋艦以上1ユニット=1隻で表される艦船は主要国のみならず中立国含め膨大な数の実在の艦艇が登場するという作品だ。

「SEAS OF THUNDER」(GMT Games)を対戦する(2) 戦闘ルール概要

第二次世界大戦における海軍作戦をグローバル規模で扱った「SEAS OF THUDER」を対戦した。マップは全世界の海洋を扱い、巡洋艦以上1ユニット=1隻で表される艦船は主要国のみならず中立国含め膨大な数の実在の艦艇が登場するという作品だ。今回は戦闘ルール…

「SEAS OF THUNDER」(GMT Games)を対戦する(1) ゲームの概要

第二次世界大戦における海軍作戦をグローバル規模で扱った「SEAS OF THUDER」を対戦した。マップは全世界の海洋を扱い、巡洋艦以上1ユニット=1隻で表される艦船は主要国のみならず中立国含め膨大な数の実在の艦艇が登場するという作品だ。

「HELSINKI 1918: GERMAN INTERVENTION IN THE FINISH CIVIL WAR」(U&P GAMES)を対戦する(2/2)

1918年、ロシア革命を受けて発生したフィンランド内戦を扱った「HELSINKI 1918:」(U&P GAMES)を対戦した。 ゲームシステムは最初とまどったが、細かで煩雑なルールが多数ある類のシステムではないため、慣れるとかなりスムーズに進んだ。へたにリアリティ…

「HELSINKI 1918: GERMAN INTERVENTION IN THE FINISH CIVIL WAR」(U&P GAMES)を対戦する(1/2)

1918年、ロシア革命を受けて発生したフィンランド内戦を扱った「HELSINKI 1918」(U&P GAMES)を対戦した。 マップにはヘルシンキ郊外から市街地が収められており、攻め上がるドイツ軍対赤衛軍、さらに白衛軍との市街戦を扱う。1ヘックス=300メートル、時間…

「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦する 【ごめんなさいの追記】

「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦した、という記事を2本書いたのですが、あれが難しかった、これがわかりにくかったといった文句ばかり書いていて、ゲームの真髄に触れていないのではないかと反省し、ごめんなさいともう少しだけ書きます。 前…

「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦する(2/2)

大航海時代からフランス革命までの欧州史を扱ったマルチプレイヤーゲーム「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦しました。

「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦する(1/2)

大航海時代からフランス革命までの欧州史を扱ったマルチプレイヤーゲーム「EUROPA UNIVERSALIS」(AEGIR GAMES)を対戦しました。最大6人までのマルチプレイヤーゲームですが、今回は5人でのプレイとなっています。

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(3/3)下馬評を覆す快作(怪作!?)

プレイ前の懸念や下馬評を覆す快作(怪作!?) 地は燃え、河や海は干上がり、空はイナゴの大群が飛び交い、水が汚染される世界。次々と発生する災厄に人は対抗するすべもないのだが、それでも愚かしいまでに戦闘は続き、核兵器は互いの国土を焼き、都市を破…

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(2/3)

世界線が異なる中東で現用兵器を擁した国々が争う(6人)。核兵器が飛び交う中、黙示録のイベントが次々と発生する壮絶な戦闘が続きました。

「THE BATTLE OF ARMAGEDDON」(COMPASS GAMES)を対戦する(1/3)

世界線が異なる中東で現用兵器を擁した国々が争う(6人)。核兵器が飛び交う中、黙示録のイベントが次々と発生する壮絶!な作品。 プレイ前の危惧とは裏腹に、キワモノ路線を突き進みつつも見事にバトルロイヤル、先が読めない展開を見せ、大いに盛り上がりま…

「沖縄の落日」(ゲームジャーナル)を対戦する(3/3)

ゲームジャーナル誌の「沖縄の落日」を対戦した。プレイ前はもっと派手派手なゲーム性重視の作品のように見えていたので、実際のプレイ感覚は少々意外な感じも受けた。

「沖縄の落日」(ゲームジャーナル)を対戦する(2/3)日本軍の登場チットについて

沖縄戦の陸戦を中心に、日米両軍の主力が激突した南部の戦いを首里防衛線が崩壊するあたりまでを扱ったゲームジャーナル誌の「沖縄の落日」を対戦した。今回は、ゲームを彩る沖縄戦を特徴づける日本軍のチット類を紹介する。

「沖縄の落日」(ゲームジャーナル)を対戦する(1/3)【訂正あり】

沖縄戦の陸戦を中心に、日米両軍の主力が激突した南部の戦いを首里防衛線が崩壊するあたりまでを扱ったゲームジャーナル誌の「沖縄の落日」を対戦した。

「Mr. MADISON'S WAR The Incredible War of 1812」(GMT)を対戦する(2/2)

1812年にアメリカ合衆国とイギリス連邦が北米を中心とした戦場で戦っていた米英戦争を扱った「Mr. Madison's War The Incredible War of 1812」を対戦しました。日本ではほぼ馴染みが薄い戦場ですが、ゲームとしては良い作品だと思いました。

「Mr. MADISON'S WAR The Incredible War of 1812」(GMT)を対戦する(1/2)

米英戦争の五大湖・カナダ国境だけをとりあげた「Mr. Madison's War」(GMT)を対戦しました。史実では両軍とも決め手に欠けたまま3年間も戦闘が続いた(冬期はお休み)のですが、湖上海軍による海戦等、独特の雰囲気が良い感じでした。

「THE PUNIC WARS ポエニ戦争」(BONSAI GAMES)を対戦する(2/2)

「THE PUNIC WARS ポエニ戦争」(BONSAI GAMES)を対戦しました。周囲ではすこぶる評判が良い作品です。コンパクトなゲームながら、大胆なデザインにより見事にポエニ戦争を描き出しています。 対戦時間は120分強とこぶり。ルールも平易なのでプレイアビリテ…

「THE PUNIC WARS ポエニ戦争」(BONSAI GAMES)を対戦する(1/2)

「THE PUNIC WARS ポエニ戦争」(BONSAI GAMES)を対戦しました。周囲ではすこぶる評判が良い作品です。コンパクトなゲームながら、大胆なデザインにより見事にポエニ戦争を描き出しています。 ルールは平易ですが若干他ではない概念(戦争の継続とか)もあ…

2022年下半期(8月~12月)はこんなゲームをした + 2022年個人的ベストゲーム

年末を締めくくる恒例記事、「こんなゲームをした」の2022年下半期版です。

「BATTLEMIST」(Fantasy Fight Games)を対戦する

善悪中立の各エレメントをもった複数の種族が生息するファンタジー世界。プレイヤーは魔法を使うことができる種族の長となります。六角形のタイルによりマップを作り、軍隊を集め、領土を広げ、生産力を高めます。町を興し、都市を発展させ、国力を増進させ…

「THE LAST HUNDRED YARDS」(GMT)を対戦する【2戦目】(2/2)

「THE LAST HUNDRED YARDS」(GMT)は、リアクションシステムという独自のシステムを採用した戦術級ゲームです。シリーズ第3作は太平洋戦域をテーマにしています。シリーズ初登場の日本軍はどのように描かれているでしょうか。

「THE LAST HUNDRED YARDS」(GMT)を対戦する【2戦目】(1/2)

「THE LAST HUNDRED YARDS」(GMT)は、リアクションシステムという独自のシステムを採用した戦術級ゲームです。シリーズ第3作は太平洋戦域をテーマにしています。シリーズ初登場の日本軍はどのように描かれているでしょうか。

「IMPERIAL STRUGGLE」(GMT)を対戦する

18世紀のイギリスとフランスの覇権争いを扱った「IMPERIAL STRUGGLE」(GMT)を対戦しました。かなり評判の良いゲームと聞いていましたが、噂にたがわず大変面白い作品でした。ゲームシステムが新しいためか、ルールブックを読むだけではなかなかわかりづら…

「EUROPE DIVIDED」(PHALANX)を対戦する(2/2)

ソ連邦崩壊後の1992年から2019年の欧州の国際情勢を扱ったカードドリブンによる2人用ゲーム「EUROPE DIVIDED」(PHALANX)を対戦した。 重いテーマの作品だが、適度にボードゲーム的な仕様を施されている。プレイ時間は3時間強といったところだろうか。

「EUROPE DIVIDED」(PHALANX)を対戦する(1/2)

1991年は日本のバブル崩壊とソ連邦の崩壊が起こった年として教科書に掲載されていますが、その後の日本が失われた20年とも30年とも言われる低成長時代にはいっていったのに対し、同じ30年の間に中欧・東欧から旧ソ連邦にかけての国々・地域の政治経済、軍事…