紀元前1世紀のガリア戦争における「アレシア包囲戦」を題材にしたStrategy & Tactics誌の付録ゲーム「Alesia: The Last Stand of the Gauls」(以後、「Alesia」)を対戦しました。
2日目
後半
ウェルキンゲトリクスがアレシアの市街ヘックスから出撃し、ローマ軍はアレシア市街の南側(マップ上側)にいたカエサル率いる主力はアレシアの東を回り、ウェルキンゲトリクスの頭を抑えようとします。
カエサルが迫る中、ウェルキンゲトリクスは北への脱出を諦め、敵ZOCを脱出し、西への移動を開始した。
ウェルキンゲトリクスを活性化できるチットはすでに使い切っていたため、これ以上の移動はできず、夜間ターンが来るまで耐えなければならないという状況。
夜間ターンの再配置ルールに従えば、夜間ターンになれば、アレシアから4ヘックス離れているため、盤外に出ることができる!?
この後、ローマ軍の攻撃に1ステップロスし、残るは1ステップのみとなったところで、1/3、1/6の確率でアウトになる攻撃をかいくぐり生き残ったウェルキンゲトリクスは、夜間ターンの再配置ににより無事盤外に脱出したのでした・・。
サドンデス基準を満たしていないため、ルールとしては、3日目にはいるところですが、ウェルキンゲトリクスが盤外に出た以上、これ以上のゲーム続行は無意味ということでここで終了です。
ポイント比較では除去したユニット数に基づくポイントはほぼ同数で、ウェルキンゲトリクスの脱出によるポイント分でガリア軍の勝利となりました。
感想戦
チットプルは盛り上がります。
強ZOCにより思うように動けない軍隊も統率が難しい時代の戦いという印象です。
ファイアパワー方式なのでとりあえず攻撃してみようと軽く戦闘ができる点もよかったですね。
たまにはこういう軽いゲームも良いです。いつもルールブックと格闘するようなゲームばかりでは大変です。
今回は選択ルールは採用していません。
若干適用を迷ったり、あれ?と思うルールがなかった訳ではないですが後でルールブックを読み返すと適用忘れなどもありました。教訓としては、「日本語ルールで不明確な部分は、英文ルールも見ろ」ですね。
さていつかはAHの「CAESAR」にも挑戦してみたいものです。