Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -

歴史、ミリタリー、ウォーゲーム/歴史ゲーム/ボードゲーム

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大河ドラマ「太平記」12話「笠置落城」

後醍醐帝が籠もる笠置山攻略のために集められた幕府の派遣軍の一翼を足利党が担っていた。 ただ高氏は弟直義に対して朝廷軍に対して弓の1本も射つつもりはないと告げる。 笠置山に入山した楠木正成は勝つ方法を問われ、一箇所に集まるのではなく、複数で火の…

「MC あくしず Vol.57」を読む(見る?) / 付録ゲーム「第三次ソロモン海戦」を試す

「第三次ソロモン海戦」を扱うソリティアゲームが付録についているというので、去年に引き続き「MCあくしず」を買ってみた。まぁなんというか本屋で買うには気が引けてしまう表紙なのであまり見ることもないのだが(「ミリタリー・クラシックス」はずっと買…

大河ドラマ「太平記」11話「楠木立つ」:最後の最後まで挙兵を逡巡する楠木正成の姿に感情移入してしまった

京都を脱出した後醍醐帝は笠置山に籠もり寡兵ながらいったんは六波羅軍を退ける。驚いた幕府は鎌倉より大軍を差し向けようとするがその中には父貞氏を亡くしたばかりで喪中にあった足利家も含まれていた。 朝廷側も期待したようには味方にたつ武士がなかなか…

大河ドラマ「太平記」10話「帝の挙兵」:ここまでドラマを引っ張ったキャラの退場。力を増す長崎円喜のラスボス感!

時は1331年。鎌倉幕府の滅亡は1333年ですので大詰めです。今回、初期からドラマをひっぱってきたキャラが退場します。一人は高氏の父貞氏、もうひとりは朝廷方で高氏に大きな影響を与えた日野俊基です。ストーリー的にもまた演技としても見応えのある二人で…

ASLSK#1を対戦する:シナリオ2「WAR OF THE RATS」

コロナ明けの久々の対戦はASLSK#1からシナリオ2「WAR OF THE RATS」です。 スターリングラードを舞台にした絶妙なバランスの好シナリオでした。

大河ドラマ「太平記」4話「帝ご謀叛」:派手な場面はなく陰謀渦巻く暗い展開。セリフの情報量が多く聞き逃がせない見逃せない

大河ドラマ「太平記」第4話「帝ご謀叛」です。 前回までのあらすじ 窮屈な鎌倉を脱し京にきた足利尊氏と腹心の一色右馬介。お上りさん状態の高氏は、さっそく朝廷方の日野俊基の勧誘に会い、連れて行かれたのが近江国の守護で後に婆娑羅大名と呼ばれる佐々木…

「戦車戦」(HJ)を試す(3)シナリオ4「デブレツェン」(続き)

HJ社往年の戦術級入門ゲーム「戦車戦」で両軍あわせて80余両の戦車自走砲が登場するシナリオ4「デブレツェン」のソロプレイです。 両軍とも彼我の車輌の性能の理解不足から戦術のミスが重なっていたのですが、ダイスの目に味方されていたドイツ軍が若干有利…

大河ドラマ「太平記」9話「宿命の子」:”父のように迷うな!赦しがあれば天下を取れ!”

週刊「太平記」です。 前回までのあらすじ 結婚のお祝いをしてやるよ、というので新婚夫婦で宴会に行ってみたら、社長の前で、おべっか遣いの同僚に絡まれて昔の女の話を持ち出された。空気を読んだ賢婦が助け舟を出すが、悪ノリした社長に絡まれ、誰も止め…

「戦車戦」(HJ)を試す(2)シナリオ4「デブレツェン」

手軽にできる戦術級ゲームということなので派手にたくさんユニットが登場するシナリオを選んでみました。シナリオ4「デブレツェン」、両軍であわせて83両(ソ連軍55両、ドイツ軍28両)の戦車・自走砲が登場するというシナリオです。他にも防御側のドイツ軍に…

「戦車戦」(HJ)を試す

このところドラマの記事ばかり書いていてそろそろゲームを取り上げたいなと思っているところ、6月以降のゲーム会に向けて準備している2つのゲームがいずれも難物でして、なかなか記事化できないので、急遽本作をとりあげることにしました。 ホビージャパンオ…