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ASLSK#1を対戦する:シナリオ2「WAR OF THE RATS」

 久々の対戦はアドバンスドスコードリーダー スターターキット(以後、ASLSK)から#1のシナリオS2「WAR OF THE RATS」です。

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ドイツ軍はスターリングラード市街に突入するが、ソ連軍はひとつひとつの建物に拠って戦った。ドイツ軍は、今まで電撃戦の中で使ってきた戦術が使えず、砲撃も航空支援も十分な効果を与えることができなかった。建物一つ一つを巡る戦いーネズミたちの戦争ーが繰り広げられることとなった。・・(シナリオカードより)

シナリオタイトルについて

「WAR OF THE RATS」は慣用的な言い回しなのかと思っていたのですが、スターリングラードでのソ連軍狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフを扱った小説「鼠たちの戦争」(邦題)から来ているようです。

スターリングラードで狙撃兵ザイツェフを扱っているというと、映画「スターリングラード」かな、と調べると、Googleの説明とWikipediaでの原作小説に関する説明が異なっています。話がそれるのでこの件はこのくらいで。

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なお本シナリオには狙撃兵は登場しません。(そもそもスターターキットには狙撃兵は登場しません)

シナリオ設定

市街地のハーフマップ。
石造建物が密集する市街地マップです。

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中央の黄色のヘックス列の上側がドイツ軍の配置場所、下側がソ連軍の配置場所となる。ソ連軍の増援は2ターン目以降にダイスを振りターン数より小さい値が出たタイミングでマップ下端より登場。”V”印がついた建物が勝利条件で求められている建物。この3つの建物を占拠することが必要                                                                                       

ドイツ軍は一線級分隊と戦闘工兵があわせて11個分隊火炎放射器、爆薬などの工兵装備に機関銃を保有しています。
初期段階での分隊数はドイツ対ソ連で11対10で珍しくドイツ軍が勝っています。
充実した支援火器もるため火力でソ連軍を圧倒しています。
ドイツ軍の弱点は時間です。ターン数が6しかありません。

ソ連軍は一線級分隊と徴集兵分隊からなる10個分隊、増援で短機関銃装備の一線級分隊が3個、ダイスの値によって到着します。ソ連軍にしては珍しく支援火器や指揮官も数が多めです。問題は初期配置の半分を占める徴集兵で、士気6は見劣りします(通常の一線級分隊は7)ソ連軍の分隊数と火力に劣るソ連軍が拠ってたつ優位点は、地形のほとんどが石造建物(地形効果+3)であることです。
ドイツ軍が時間の制約を受けていることも考慮すると、ソ連軍は頑強にひとつひとつの建物に籠もりしぶとく抵抗をしていくことになるでしょう。
もう1点、増援の存在もあります。増援は盤端から登場するため、一度占拠された建物を奪回することも考えられます。ドイツ軍は占拠した建物を確保し続けながら攻撃を実施しなければならないでしょう。部隊数自体が拮抗しており、十分ではない中ではドイツ軍は攻撃の中でどう分隊を繰り回していくのかは課題でしょう。

感想戦

2戦実施しましたがよいシナリオでした。
絶妙のバランスと感じました。
実際、データベースでも独ソの勝敗は145対144でほぼ拮抗しているようです。

ASL Scenario Archive

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あと今回、SKのルールだけでプレイしたが構成がわかりづらい。
このルールはこの章に書いてあったはず、確かこれはルールになっていたはず、といったあてずっぽで探し回ることになった。
今後の課題としてわかりづらいルールは整理していきたい。