Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -

歴史、ミリタリー、ウォーゲーム/歴史ゲーム/ボードゲーム

作戦級

「Alesia: Last Stand of the Gauls」(S&T誌)を対戦する(2/3)

「ガリア戦記」で描かれた紀元前1世紀のガリアを題材にしたStrategy & Tactics誌の付録ゲーム「Alesia: The Last Stand of the Gauls」を対戦しました。 ゲームが題材にしている「アレシアの戦い」とは紀元前52年、ローマ共和国のガリア総督ユリウス・カエサ…

「Alesia: Last Stand of the Gauls」(S&T誌)を対戦する(1/3)

「ガリア戦記」で描かれた紀元前1世紀のガリアを題材にしたStrategy & Tactics誌の付録ゲーム「Alesia: The Last Stand of the Gauls」を対戦しました。 ゲームが題材にしている「アレシアの戦い」とは紀元前52年、ローマ共和国のガリア総督ユリウス・カエサ…

「BAPTISM BY FIRE」(MMP)を対戦する(2/2)

MMP社「BAPTISM BY FIRE」の「5.3 Mid Campaign」をプレイしました。有名なカセリーヌ峠の戦いの直前に始まるショートキャンペーンです。 ゲームとしては作戦級のサイズですがユニットは大隊単位になっており戦術級の色合いもはいっているゲームになっていま…

「BAPTISM BY FIRE」(MMP)を対戦する(1/2)

MMP社「BAPTISM BY FIRE」の「5.3 Mid Campaign」をプレイしました。有名なカセリーヌ峠の戦いの直前に始まるショートキャンペーンです。 ゲームとしては作戦級のサイズですがユニットは大隊単位になっており戦術級の色合いもはいっているゲームになっていま…

「BAPTISM BY FIRE」(MMP)を試す (3)事前準備篇

対戦に向けてMMP社のBattalion Combat Series(BCS)の1作「Baptism by Fire」を準備しています。 とりあえず戦いの背景やゲームの事の一部を紹介

「耳川の戦い」(国際通信社:コマンドマガジン153号)を対戦する。(3)第2戦目(2020年9月)

「耳川の戦い」(国際通信社:コマンドマガジン153号)を対戦しました。午後からの参加であったこともあり半日もあればプレイできる本ゲームをということで、プレイしました。まさにゲーム会向けの作品です。T君が島津軍、当方は大友軍を担当しました。

「BAPTISM BY FIRE」(MMP)を試す(1)基本システム 【再編集・修正版】

2020年6月千葉会でMMP社Battalion Combat Seriousの2作目「BAPTISM BY FIRE」を対戦しました。 1ユニット=大隊規模のシリーズなのですが、これがまた特徴あるルールだったためルールを読みこなすのにかなり苦戦しました。AARを紹介する前に、自分の備忘と整…

「BAPTISM BY FIRE」(MMP)を試す(2)Battalion Combat Seriesの戦闘関係ルール

下にリンクを張っている記事の続きとしてMMP社、Battalion Combat Seriousのルールを、自分のプレイのために整理しています。今回は戦闘関係のルールが中心です。 こうして整理を行いながらルールブックを読んでいると色々つながってきた感じはしますが、も…

「耳川の戦い」(国際通信社:コマンドマガジン153号)を対戦する。(2)第1戦目(2020年8月)

コマンドマガジン(国際通信社)153号付録ゲーム「耳川の戦い」をプレイしました。 今回はAARです。最終盤、両軍へとへとになりながらの壮絶な殴り合いになります。

「耳川の戦い」(国際通信社:コマンドマガジン153号)を対戦する。(1)ゲームの特徴など

コマンドマガジン(国際通信社)153号付録ゲーム「耳川の戦い」をプレイしました。 1578年、隆盛を誇った大友氏は日向の完全制覇を狙って南進を開始します。対するは南九州の雄島津氏。同年11月12日、両軍が激突したのが本戦となります。史実では島津氏の大…

「幸村外伝」(ツクダ/GJ)を対戦する

千葉会にてツクダ/ゲームジャーナルの「幸村外伝~真田幸村・大阪夏の陣~」を対戦にて初プレイしました。戦闘正面も限られ、取り得る作戦も限定された中での、大部隊同士の戦いなので、考えることも少ない、一種のパーティゲームなのではないかと想像してい…

「関ヶ原」(バンダイ)を試す

積みゲー解消の一環としてバンダイ「関ヶ原」を試してみました。関ヶ原合戦を扱う作戦級ゲームです。戦闘解決はダイスやCRTを使わないカードシステムで実質「除去」と「後退」しかないためブラッティーな展開になります。また日和見勢などの参戦はどうなって…

バウツェンの戦い(アドテクノス)を試す:手軽に取り組むことができるナポレオニックゲーム

NHKで始まった2度目のアニメ化「銀河英雄伝説」の放映の冒頭”アスターテ会戦”のエピソードを見て、ナポレオニックゲームがやりたくなった。このアスターテ会戦の元ネタはナポレオンのイタリア戦役時代の戦いであるためだ。 今回選んだゲームはアドテクノスが…

激闘!ア・バオア・クー(ツクダホビー)のすゝめ

ロボットアニメ(特に富野アニメ)での最終決戦を言えば、敵味方が全勢力を傾けた軍勢がワラワラと登場し、主人公キャラ&メカとライバルキャラ&メカとの宿命の対決があるなど、盛り上がることこの上ありません。 本ゲーム「激闘!ア・バオア・クー」は、フ…

独ソ電撃戦(国際通信社)を対戦する - 規模の割に手軽にスピーディにプレイできる点が良い

先ごろ発売され、千葉会でも多数プレイされているエポック/国際通信社「独ソ電撃戦」をプレイしました。当方はゲームを買ってルールを読んだままで、ユニット未切り離し状態だったのですが、今回はDさんにインスト込でお相手していただきました。 ■ ルールは…

THE KOREAN WAR(SUNSET GAMES)を対戦する(3)

■ ”38度線”と”軍事境界線”は異なるという事実 記事を書くのに現在の韓国のマップとゲーム内のマップを照らし合わせていると、南北朝鮮の国境線がよく言われている38度線とは異なる状態にあることに気づきました。朝鮮戦争がはじまった際の国境線は北緯38度の…

THE KOREAN WAR(SUNSET GAMES)を対戦する(2)

■ 独特のZOCルールは注意が必要 このゲームの厄介なルールのひとつは独特なZOCルールでしょう。北朝鮮軍戦車連隊が関わる場合のZOCの扱い(北朝鮮軍戦車連隊ユニットは韓国軍ユニットのZOCをすり抜けられる!)と、もう1点注意しておかないといけないのが、全…

THE KOREAN WAR(SUNSET GAMES)を対戦する(1)

千葉会で対戦しました。ダイスの目により、北朝鮮軍をIさん、国連軍を当方が担当しました。 初期配置と韓国軍による「初動」後の状況 ■ 初期配置+「初動」後 初期配置後に韓国軍が実施する「初動」移動が終わった時点の状況です。この「初動」移動で当方に…

THE KOREAN WAR(SUNSET GAMES)を試す【改訂】

■ 前段の話 ■ ゲームの特徴 KOREAN WAR、朝鮮戦争です。旧作はゲームデザイン会社として数々の傑作ゲームを生み出していたレックカンパニーにより開発され、エポック社から発売されていました。ここに有名な事件が起きます。一部の団体からクレームがあり、…